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エコタイヤが燃費を向上できる理由は、転がり抵抗の低減にあります。転がり抵抗とはタイヤに限らず、丸いものが転がるときに生じる摩擦などの抵抗のことです。すなわち、転がり抵抗は車が前に進もうとする力に対して、ブレーキのように働きます。そのため、転がり抵抗が大きければ大きいほど、車が動くのに大きなエネルギーが必要になります。
転がり抵抗が低いということは、よく転がるタイヤだということです。つまり転がり抵抗の高いタイヤに比べて、同じ量の燃料でより遠くまで走ることができるということになります。ただし、低転がり抵抗を追及するとタイヤは摩擦力が低下し、急ブレーキを踏んでも、なかなか止まらないということになってしまいます。そこで、最新の技術を使用したエコタイヤは、その相対する課題を解決するために様々な工夫をすることで摩擦力を維持、向上させると同時に、低燃費性能を向上させています。
タイヤによって異なりますが、10%の転がり抵抗の低減で1%の燃費が向上できると言われています。このことからわかるように、エコタイヤを使うことで劇的に燃費が向上するということはありません。そのため、通常のタイヤからエコタイヤに交換して元がとれるかどうかは、様々な条件によって異なるので一概には言えません。タイヤの価格はもちろん、走行距離や使用期間、走行条件等によるからです。
エコタイヤはもちろん通常のタイヤでも、適正なタイヤ空気圧に保つことで燃費の向上につながります。タイヤのたわみが小さくなり、転がり抵抗の低減になります。
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