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タイヤワックスとは、文字通りタイヤに塗るワックスのことです。タイヤワックスを塗るとタイヤに艶が出てきれいに見えます。いくらボディがきれいでもタイヤが汚れていると台無しですよね。逆にタイヤがきれいならボディが多少汚れていてもきれいに見えます。
タイヤは走行中や青空駐車中も紫外線にさらされています。紫外線にさらされるとタイヤは劣化していきます。つまり経年変化により劣化しますが、紫外線を浴びることでさらに促進されるのです。劣化が進むとオゾンクラックと呼ばれる細かいヒビが発生します。そのためタイヤワックスの中には紫外線を防ぐ効果をもったものもあるようです。
タイヤワックスの中には石油系の成分を含んだものもあるようです。石油系の成分を含んだタイヤワックスを使用すると、タイヤに艶が出ますがタイヤの表面を侵し、ダメージを与えてしまいます。このような製品は、かなり多いようなので使用する際には注意が必要です。ただし、石油系の成分を含まないタイヤワックスは、艶が出にくいようです。
タイヤは走行中に摩擦を利用してグリップしています。この摩擦によりタイヤは発熱をします。そして、その熱をタイヤのサイドウォールから逃がしています。タイヤにタイヤワックスを塗ってしまうと、この放熱の妨げになるようです。熱もタイヤを劣化させる原因の一つです。
タイヤワックスを選択する際は吟味が必要です。最近はタイヤメーカーからも出ていますので、そういうものは安心だと思います。