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タイヤの空気はパンクなどのトラブルがなくても自然に減少します。タイヤ空気が少ないと走行やハンドリングに影響を及ぼしたり、トラブルの原因になったりしますので定期的な空気圧の点検が必要です。空気圧の測定に使用するのが「空気圧ゲージ」という工具です。「エアゲージ」とも呼ばれています。ホイールのエアバルブのキャップを取り外して、エアバルブに空気圧ゲージの先端を当てて空気圧を測定します。ただし、空気圧ゲージには種類があります。先端の形状が異なっていると測定できない場合があります。また、測定可能な空気圧が異なる空気圧ゲージもあるので車にあったものを使用しましょう。なお、標準の空気圧は運転席のドアを開けたあたりに記載されていますので空気圧ゲージの針が振り切らないように余裕を持ったものを使用しましょう。
空気圧ゲージでの測定値が標準の空気圧よりも低いときは、タイヤに空気を入れなければいけません。タイヤに空気を入れるときも空気圧ゲージを使います。それに加えてエアコンプレッサーが必要になります。エアコンプレッサーを作動させ、エアコンプレッサーにつながれたエアホースに空気圧ゲージをつなぎます。空気圧を測定する要領で空気圧ゲージをエアバルブにあてて、空気圧ゲージのレバーを握るとタイヤに空気が入ります。握った手をはなすと空気圧が測定できるので、空気圧を確認しながら標準の空気圧になるように空気を入れます。