Ｘ-ＩＣＥ（エックス-アイス）はミシュランタイヤのスタッドレスタイヤの名称です。冬用タイヤの顧客満足度7年連続ナンバー１がキャッチフレーズです。

 

ＡＰＳテクノロジー

　タイヤ素材の分子結合に着目したＡＰＳテクノロジーにより、ひとつのタイヤに柔軟性と剛性を両立させています。つまり、氷上路で強力なグリップ力を得るためには、タイヤ表面の柔軟性が必要ですが、走行安定性を得るためにはタイヤ内部の剛性が必要なのです。これにより、氷雪路では確かな制動力を発揮し乾燥路ではふらつきを抑えた安定感のある走りを実現しています。

 

クロスＺサイブ

　トレッドのブロックの剛性を支える縦方向のＺサイブと、路面をひっかくエッジ効果を発揮する横方向のＺサイブを立体的に配置したクロスＺサイブを採用しています。クロスＺサイブは排水性能を向上させて、接地面を大きくしタイヤの摩擦力を向上させ、氷上でのグリップ力アップに貢献しています。また、ブロック間に配置したサポーティングノブが、隣り合うブロックの倒れこみを抑制して横方向の剛性を強くしています。このため、旋回時の操舵安定性が向上しています。

 

トレッドパターン

　トレッド中央からＶ字状にブロックを配置することで、排水・排雪性能を向上させています。そのため、ハイドロプレーニング現象を抑制し、雪解け道でも安定した走行を可能にしています。更に、タイヤショルダーにエッヂを設けることで、新雪・圧雪などの悪条件の走行にも効果を発揮します。