ETC車載器というのは車内に取り付ける機器です。カーナビやレーダーのように車内のフロントガラス付近に取り付けます。中にETCカードを挿入できるようになっており、料金所のETCゲートを通過する際に料金所のゲート側と通信し、ETCカードの情報を伝えることで支払い手続きを行います。
ETC車載器は、半分以上の車に搭載されているので、他の車に乗った際にでも注意深く探してみると見つけることができるでしょう。「ああ〜、あれがETCだったのか・・・」という感じにお分かりいただけます。
ETC車載器を車内に取り付けて、ETCカードを機器に挿入して、ETC対応の有料道路の料金所を通過するのです。そうすると料金所のアンテナとETC車載器の間で自動的にデータのやり取りがされて、カードで後払いの精算ができるのです。通行記録や支払いに必要なデータなどはETCカードに入っています(ETCカードについては後述します)。
ETC車載器には大きく分けて、アンテナ一体型とアンテナ分離型という2つのタイプがあります。また、ETC車載器は購入し車内に取り付けた後にセットアップという作業が必要となります。
また、ナンバーが変わった場合や取り付けるクルマが変わった場合には再セットアップが必要となり、機器やカード自体では存在しなくて、ETCは自動車と一体のものと考えるとわかりやすいと思います。