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使い勝手のよいスプレーグリース

グリースを潤滑に使う部分は明確に分けられている

 潤滑油として機械に使われる油脂は、大きくオイルとグリースに分けられる。使う場所としては、ベアリングはグリース、エンジン内部はオイルというふうに明確に分けられる。その他グリースとしては、ドアやボンネットフード、トランクリッドなどのヒンジやラッチ、足回りの可動部などにはグリースが塗布されている。こうして改めてチェックしてみると、ベアリングやハブといった密閉されている部分以外は、雨風にさらされる事もある、比較的厳しい環境、部分にグリースが使われているようだ。

 

その使い勝手の良さはメンテを楽にしてくれる

 そんなグリースだが、液体のオイルとは異なり、固形物と言っていい形状なので、通常は油絵の具のように塗り付けるのが塗布方法となっている。それほど難しい作業とは言えないが、慣れないとちょっと手が出し難いメンテでもあるだろう。そんなグリースをよりイージーに、リーズナブルに使えるようにしてくれるのが、スプレー式のグリースである。その名の通り、ノズルの先からグリースが噴射されるアイテムで、細かい部分への局所塗布が容易にできるのはもちろん、指やヘラ、ドライバーなどで塗り付けるのとはまったく異なる簡単さが、グリースを使ったメンテナンスをより身近なものとしてくれる。その成分、組成によって、他のグリースと混ぜないよう注意しなければならない場合もあるが、それ以外は非常に使い勝手のいい、使い易いアイテムである。

 
コラム

 

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