クルマにおけるメンテナンスというと、専門的なメカニズムやその知識とか、高度な機械いじりといったイメージがある。しかし、いわゆるクルマの洗車、掃除も立派なメンテであり、基本でもありながら、トラブルを早期に発見する鍵でもあったりする。なのでクルマをキレイにするというメンテ(外装、内装含め)を軽視してはいけない。そんな中、汎用のスプレー式クリーナーが各社からリリースされているが、ホイールなどに特化したクリーナーなどと違い、広い用途に対応してくれるクリーナーは意外な場所にも使えて非常に便利なのである。
布製シートやダッシュボード、プラスチック部品など幅広く対応するアイテムとして売られているインテリアクリーナーなどは、車内のあらゆる部分のクリーニングに使えるのはもちろん、ちょっとしたヨゴレならエンジンルーム内のプラスチック部品、例えばエンジンカバーなどにも使える。エンジンが冷えた状態で使えば問題ないし、ノズルが霧と泡を選べるので使う場所の形状や素材、角度などに応じて、使い分けることが可能。さらにインテリア対応の商品らしく、除菌・抗菌、防臭機能などを備えたクリーナーも多いので、エアコン回りに使うこともできる。これらのクリーナーはレバー操作による空気スプレーが多いので、缶スプレーなどのようにガスの組成、可燃性などに気を遣う必要もなく、安全に使えるのがいい。