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エアコンオイル添加剤とは

カーエアコンのガスにはオイルが入っている

 エアコンオイルと聞いて、何だろうと思うユーザーは多いだろう。エアコンには冷媒とよばれるガスが封入されている。それを圧縮し液化、それをまた気化し、その際の気化熱で空気を冷やすというサイクルを行っているのだが、カーエアコンはその冷媒のガスにオイルを混ぜ込み、コンプレッサーの潤滑を行っているのだ。当然、オイルは稼働時間と共に劣化し、エアコンの効きは悪くなってゆく。それに伴い、コンプレッサーの動力となっているエンジンにも影響し、燃費や加速性能などにもデメリットとなってしまう。さらにそのオイルはガスと共に交換するしかなく、そこで添加剤によって性能を回復させようというわけである。

 

添加剤の中ではかなり優秀な費用対効果

 通常、エアコン稼働時にエンジンフードを開け、コンプレッサーを触ってみるとその熱さに驚く。これはコンプレッサーのフリクションロスにより、摩擦熱が発生しているからなのだが、良質なエアコンオイル添加剤を注入すると、普通に触れるぐらいに温度が下がる。さらにエアコンオンオフによるエンジンパワーの変動がまったくなくなり、エアコンオンとオフの燃費の差がほぼ無くなる。それだけ効果があるというわけで、添加剤の中ではかなり優秀と言える。もちろん、すべてのクルマ、カーエアコンに同じような効果があると断言はできないが、価格と相談してやってみるのもいいだろう。

 
コラム

 

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