HOME >> 自動車保険

最新事情!自動車保険

自動車保険クチコミチェック

自動車保険の基礎知識

保険会社の選び方

保険内容の見方・決め方

共済型の仕組み

もう一つの新たな選択肢「自動車共済」

 いわゆる東京海上火災、三井住友海上などといった規制緩和があった1995年以前からある保険会社、ソニー損保保険、アクサ損害保険などといった規制緩和後にできた自動車保険会社もあれば、そして、JA共済、全労済などといった共済のグループがあります。規制緩和による自動車保険の自由化は幅広く消費者に選択の自由を広げました。しかし、「自由」の対義語として「責任」ということがあるように、この選択の自由により、消費者は責任だけでなく「選択」という面倒なことも負うようになりました。

 

共済とは

いわゆる自動車保険会社は企業ですから、利益の追求はこの資本主義社会では当然のことです。しかし、共済の大前提は営利を目的としていません。これは、社会のメンバー同同士がお互いに協力・助け合うことを目的とし、協同組合・労働組合などが運営する保険制度のことです。したがって、メンバーに何かがあった時(入院・事故など)保障する生命共済や、火災にも対応できる火災共済などがあります。その例として、日本コープ共済協同組合連合、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)、全国共済農業協同組合連合会(JA共済)、全国生活協同組合連合会(各地方自治体名連合)があります。また、共済には保険会社が経営破綻した時に契約者保護を行うセーフティーネットはありません。

 

やはり、自己責任?

共済は「安い」ということをよく聞きます。しかし、リスク細分型の商品は開発されていないので、安価だけを追求する場合はさまざま情報を得るほうが良いでしょう。また、事故などが発生した時、必ずしも全ての労災がロードサービスや、特約があるわけではありません。保険と共済を比較して、どちらが良いと一言で言うことは難しいです。自分のライフスタイル、各保険会社・共済を理解し選択することが賢明です。


PAGE TOP