アンサーバックは、クルマでは、キーレスエントリーでドアをロックしたり解除するときに、ハザードランプが点滅する機能で、現在のクルマには当たり前の機能の1つになりました。
自動車盗難防止装置では、ページャと呼ばれ、アンサーバックで盗難防止装置のオン・オフや、盗難防止が作動した場合に警告音や点滅などで、リモコンに表示する機能です。
1976 年に設立したアメリカの「クリフォード・エレクトロニクス社(Clifford Electronics.Inc. )」がリモートコントロール技術を考案・開発・製品化して以後、カーセキュリティーの分野では、アンサーバックリモコン式のページャが常識になっています。
ほとんどのインストール型の自動車盗難防止装置には、ページャ(アンサーバックリモコン)が標準またはオプションで装備されます。シンプルなものは、防犯装置のオン・オフがメインの、キーホルダーになるくらいコンパクトなものから、液晶表示画面でクルマの状態を認知できるものまで、さまざまなタイプがあります。
国産のパンテーラは、ページャを標準装備し、上位機種のページャには、フルカラーELディスプレイを採用して、クルマの状態を把握できるほか、画面を編集したり、警報・警告の履歴をメモリーに記憶するなど、国内のユーザーにも使いやすく満足のいく機能を装備しています。
また、ページャは標準装備の機種のほか、シンプルで携帯しやすいタイプの機種もオプションで追加できるなど、使い勝手のよさが好評です。