HOME >> バッテリー
通常、寿命がきて交換され役目が終わったバッテリーは、法律に基づいた廃棄処理に回るわけだが、すべて廃棄されるのでなく、再生処理を施され、再び店頭に並ぶモノも存在する。リサイクルされているわけだ。バッテリーは充電、放電を繰り返し、電解液の中での化学反応によって、サルフェーションと呼ばれる硫酸鉛を発生させる。これが電極板に付着し、そしてまた電解液と戻る。この行程を何度も繰り返すうち、電解液に戻り切らない硫酸鉛がカスのように溜まっていく。このカスは電気を通さず充電の妨げとなるので、カスが電極板を覆い尽くせば寿命ということになるのだ。つまり、その硫酸鉛を分解処理し、電解液へと戻したものが再生バッテリーというわけである。
その仕組みは、バッテリーに特殊な電流を流し、付着した硫酸鉛を分解、除去し、極板を再びフレッシュな状態にするというもの。特殊な電流って?という点は、再生バッテリーの生産各社、企業秘密ということになっている。再生されたバッテリーは始動性に影響するパワーや、充電性能において、ほぼ新品と変わらないデータとなっているようで、環境負荷やランニングコストという点でも、再生バッテリーを選ぶ意味は非常に大きいと言っていいだろう。寿命という意味でも、走行距離も頻度もそれなりに高いというユーザーなら、新品に近い期間、使えるモノとなっている。
同じ型式のバッテリーの価格を再生バッテリーと新品バッテリーで比べた場合、再生バッテリーの価格は新品のおおよそ1/4から販売されています。性能的にはほぼ同じバッテリーが再生と新品でここまで違えば、もう迷うことはないでしょう。もちrん、再生バッテリーの多くは1年間の品質保証付きです。