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ユーザー車検とは

自分で出来る人にはおすすめ、不得意な人には大変&コスト増

 ユーザー車検は、クルマの所有者や使用者などのユーザーが、ディーラーや車検の代行業者に依頼せずに自分で陸運局にクルマを持ち込んで、検査や車検証を受けるまでを行うことです。

 

 1995 年(平成7年)の法律改正によって、車検制度が緩和されたこともあって、最近ではユーザー車検を受ける人も増えています。

 

 ユーザー車検のメリットは、代行手数料がいらないので、車検にかかる費用は、重量税・自賠責保険料・検査に関わる費用と点検・整備の部品代くらいです。1,500cc くらいの小型乗用車の場合、6万円くらいで済みます。

 

 日常的にクルマを運転し、ある程度の知識があって日常の点検などが行える人で、クルマが新しく走行距離も少ないクルマならば、故障箇所や部品の交換も少ないので、比較的容易にユーザー車検を受けることができるようです。

 

 デメリットとしては、ユーザー車検は、必要な書類を用意するところから、クルマの点検・整備、クルマを陸運局に運んで検査を受けて、新しい自動車検査証を受け取るまでを自分で行うので、手間と時間がかかることです。
また、検査に合格しなかった場合には、不備な箇所を整備して、再度クルマを持ち込んで検査を受ける必要があります。ブレーキや排ガスなどに不具合が見つかって、整備し直す場合には、専門の設備や知識が必要になるので、整備工場に依頼することになり、整備代金が発生することになります。

 

 継続検査は、全国どこの陸運局でも検査を受けることができますが、新規の検査と構造等変更の場合の検査は、クルマの使用の本拠の位置(車庫)を管轄するけんさじょうでなければ、受けられないことになっています。

 
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