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ユーザー車検の流れ

書類準備からライン検査、車検証交付まで

◆ユーザー車検を受けるためには、必要な書類の準備から始めましょう。


車検に必要な書類は、以下の7つです。

・自動車検査証

・点検整備記録簿

・自動車税納税証明書

・自賠責保険証明書(検査前に更新しておきます)

・自動車重量税納付書

・継続審査申請書

・自動車検査票、手数料納付書

 

◆書類の準備と同時に、車検を受ける予約をします。

車検は有効期限の1カ月前から受けられます。それ以前でも受けることはできますが、有効期限がその日から2年になります。1カ月前からであれば、有効期限の月日は2年後の同日になります。
車検の予約は、検査を受ける1週間前からです。希望の日時がとれない場合には、車検は全国どこの陸運局でも受けることが可能です。電話かインターネットからでも予約できます。

 

◆クルマの点検

検査を受ける前に基本的な点検を施して、異常の有無を確認しましょう。

・ヘッドライト、ブレーキランプ、ウィンカーなどの灯火装置

・クラクション、ワイパー&ウォッシャー液の確認

・タイヤの溝、亀裂の有無の確認と空気圧の調整

・マフラーの破損、取り付けの確認

・エンジンルームを開けて、オイル漏れなどの確認とエンジンルームの清掃

 

以上が準備です。
当日は、書類の審査から受けます。

 

◆書類審査

1.重量税と検査手数料の印紙を購入し「自動車重量税納付書」「自動車検査票」「手数料納付書」に貼り付けます。

2.自動車税の納税確認を受けます。

3.ユーザー車検受付窓口に、準備した書類を提出します。

 

◆ライン検査

※書類を提出すると、ライン検査の前に検査コースを見学させてもらえる場合があります。

 

1.第1ブロック

○同一性の確認と外観検査

・同一性の確認は、車検証と持ち込まれたクルマが同じか、車体番号などで確認されます。

・外観検査は、ライトやホーンなどの検査です。
検査が終わると、自動車検査票に検査印が押され、次のブロックに移動します。

 

2.第2ブロック

○サイドスリップ検査

・サイドスリップ…クルマのタイヤは、直進安定性や旋回性を確保するために、わずかに「ハの字」に取り付けられています。この角度が狂っていると、タイヤが異常に摩耗したり、直進安定性が悪くなって、安全性が保たれなくなります。

○ブレーキ検査

・テスターやローラーを用いて、フロント・リア・サイドブレーキが検査を受けます。

○スピードメーター

・テスターを用いてスピードメーターの誤差が計られます。

 

3.第3ブロック

○ヘッドライトの光度・光軸をチェックされます。

 

4.第4ブロック

○クルマの下回りについて、ユガミやガタツキ、排ガスの漏れなどがチェックされます。

 

5.第5ブロック

○マフラーからの排ガス(一酸化炭素・炭化水素の濃度)が環境基準値内かの検査です。

 

◆書類を提出して、総合判定を受け、完了印をもらいます。不合格箇所が合った場合には、整備して不合格箇所だけを再検査してもらいます。

 

◆車検証交付
継続検査受付窓口に「自動車検査証・点検整備記録簿・自動車税納税証明書・自賠責保険証明書・自動車重量税納付書・継続検査申請書・自動車検査票(完了印を押されたもの)・手数料納付書」を提出し、新しい自動車検査証と検査標章(ステッカー)をもらいます。

 
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