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車検と点検・整備

「12 カ月点検整備」と「24 カ月点検整備」が義務

 車検のほかに、クルマの所有者には「12 カ月点検整備」と「24 カ月点検整備」が義務づけられています。この点検・整備はクルマの各部を点検して、劣化や消耗している箇所については、調整・交換・補充などを施して、クルマが安全に行動を走行できるようにします。

 

 12 カ月点検は、ブレーキやタイヤ・ホイール、エンジンや電気系統など26 項目について点検・整備を行い、点検を済ませたクルマにはフロントガラス左上にステッカーが貼られます。


 24 カ月点検は、12 カ月点検の項目に加えて、ステアリング系や排気ガス系など56 項目に関する点検・整備を行い、点検を済ませたクルマは12 カ月点検のステッカーと入れ替えて貼られます。

24 カ月点検は、車検を通すためには必ず実施しなければいけない点検です。以前は、法律で「点検は車検の前に施さなければいけない」ことになっていましたが、1995 年7月の法律改正で、「点検・整備は検査の前後を問わない」ことになりました。


 点検は、クルマに搭載されている「定期点検記録簿」などに記載されている項目について施すことになっていて、クルマに詳しければ、ユーザー自身で行うことも可能です。車検では、24 カ月点検以外に60 項目多い約120 項目に渡る検査が施されます。

 

 12 カ月点検は、法令点検ですが、施さなくても罰則はありません。しかし、もし点検をせずに事故を起こした場合には、整備不良として保険の不適用や減額などの対象になることもあり得ます。きちんと定期点検・整備を施すことで、安全な走行が可能となり、ひいては車検時の点検・整備にかかる費用も安く抑えられることにつながります。
 
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