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古く走行距離の多いクルマの車検は

コスト増でも、まだまだ、乗れる

 1995 年(平成7年)の法律改正によって、車齢が10 年または11 年を超えた自家用乗用自動車でも、車検の有効期限が1年間から2年間になりました。

 

 街中でも、すでに生産中止になったクルマを見かけることがありますが、オーナーにとっては、古くても愛着や思い出などがあって、手放せない人もいることでしょう。

 

 車検の場合には、年式の古いクルマや走行距離が多いクルマの場合、それなりに費用がかかることが多いようです。

 

 「エンジンオイル」「オイルエレメント」「バッテリー」「ブレーキオイル」「冷却水」「発煙筒」の交換を基本として、そのほか各部のパーツの交換もしなければならなくなるからです。

 

 走行距離や走り方、メンテナンスや保管場所などにもよりますが、10 年以上経過すると、マフラーやショック・アブソーバーなどの重要で高額な部品の交換も必要になるケースもあります。

 

 ディーラー車検の場合、メーカー指定の交換時期がきた部品に関しては、クルマのトラブルを防止するために状態にかかわらず交換されることがあります。純正やメーカー指定の品はコストがかさむので、費用もかかることになります。

 

 旧車に詳しい自動車整備工場では、汎用の部品などを使って整備してくれる場合もあるので、費用も抑えてもらえることもあります。

 

 依頼する場合には、クルマの状態をしっかり診てもらって、概算だけでなく「確定見積書」を作成してもらうと、追加作業にともなう料金が発生しないので、安心できます。

 

 クルマの個体によっても異なりますが、バブル期前後の国産車は、造りもしっかりしているものが多いので、日常の整備をしていれば、10 年・15 年と長期間の使用に十分耐えるようです。


 ちなみに初年度登録から13 年を超えたクルマは自動車税が10 %割り増しになります。

 
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