車検を依頼するときに、引っ越しなどで近くにディーラーがない場合や、中古車を購入して車検を受ける場合などは、自宅や勤務先の近くの自動車整備工場に依頼する方法があります。
自動車工場には「認証工場(分解整備工場)」と「指定工場(民間車検場)」があります。
指定工場(民間車検場)は、「自動車を分解・整備する室内作業場や設備、クルマの検査を施すラインなどの設備を有し、自社の工場で車検のための整備が可能であり、クルマの完成検査(車検検査)を行う資格を持つ工場です。
指定工場は、自社の検査ラインで合格したクルマの書類を陸運局に持ち込んで、新しい車検証の発効を受けます。短時間で終えることが出来るがポイントで、日帰り車検や半日車検と読んでいる業者もあります。
自動車整備工場での車検は、一般的にはディーラーでの車検よりも安価でできると言われます。ディーラーは自社のクルマに不具合が生じることを嫌うので、予防的な整備を行うために、消耗品などの交換を早めに施す傾向にあります。
自動車整備工場は、ユーザーの希望を立てて、車検を通すための点検・整備のメニューを施してコストを下げることによって、安価にできます。