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様々なスピード違反の取締り方

取締り方は様々、追尾式・固定式・常時固定式

 スピード違反とは、道路交通法で定められた「道路標識等により定められた最高速度を超えて走行する行為」を言います。正確には速度超過違反と呼ばれています。
 現在、警察は様々な方法でこの速度超過違反、つまりスピード違反の取締りを行っています。それらは大きく分けると「レーダー式取締り機」、「光電式取締り機」、「追尾式」、「オービス」の4種類に分類する事ができます。それぞれの特徴について説明しましょう。

 

レーダー式取締り機

取締り機のアンテナから対象となる自動車に向かって「マイクロ波」を発信します。その「マイクロ波」は自動車にあたって反射してきますが、自動車に当たった電波は最初より波長が短くなります。この波長の変化でスピードを計算する仕組みになっています。

 

光電式取締り機

平らな道路の路肩に「赤外線ビーム送受器」を7m間隔で2個置きます。そして反対側の道路にも同じく2個の「反射器」が置かれます。「赤外線ビーム送受器」から発射された赤外線ビームは道路反対側に置かれた「反射器」にあたり、再び「赤外線ビーム送受器」に戻ってきます。実際の取締り現場では「現認係」と呼ばれる警察官が待機していて、スピード違反をしていそうな自動車を見つけると「選択」ボタンをおし、「赤外線ビーム送受器」の記録準備に入ります。そして自動車が1つ目の「赤外線ビーム送受器」を通過すると記録が開始され、2個目の「赤外線ビーム送受器」を通過すると記録が終了となります。この「記録開始」から「記録終了」にかかった時間を元に自動車の速度を算出してスピード違反の取締りをおこなっています。

 

パトカー・白バイ追尾式

 パトカーや白バイによってスピード違反をしていそうな自動車をみつけ、そのクルマを追走してパトカーに搭載した取締り用のスピードメータで速度を測定します。測定結果はレシートに印刷されて、公式なデータとして扱われます。

 

オービス

「ループ・コイル式」と言う方法を採用して自動車の速度を測定しています。これは6.9m間隔で3本の「ループ・コイル」を道路下に埋め込み、自動車がその上を通過すると「ループ・コイル」に流れる電流に変化が起こります。この方法でも「光電式取締り機」と同様に1本目の「ループ・コイル」を通過した時の電流の変化と、2本目、3本目の「ループ・コイル」を通過した際に生じた電流の差によって自動車の速度を算出しています。

 
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