交換するときにステアリングの据え切りをするので、できれば事前にジャッキアップをしてスタンドをかけたほうがよいです。
まずリザーバータンクの古いオイルを吸い出します。
リザーバータンクが空になったら、リターン側のホースを外します。
リターン側ホースにサイズの合うホースをつなぎ、ホースの先をペットボトルなどに入れておきます。
このとき忘れずにリザーバータンクの穴を塞いでおきます。
そしてスポイトなどで新しいオイルをリザーバータンクに入れます。
ここでエンジンをかけてステアリングを左右いっぱいまで据え切りすると、古いオイルが抜けてきます。
エンジンをかけてステアリングを素早く左右いっぱいまで切ったら、すぐにエンジンを停めます。
これを5回ほど繰り返せばおおむね全てのパワステオイルが入れ替わります。
最後に、リターン側ホースをリザーバータンクに接続してからタンクのMAXレベルまでオイルを入れます。
基本的には上記のような作業をおこなうだけですので、自分でもできますが、ジャッキアップをしなければなりませんし、慣れないと時間もかかりますので、自信のないひとはプロにお願いするのがいいでしょう。
パワステオイル交換はディーラーやカー用品店以外にも、ガソリンスタンドや個人のショップなどでもやってくれます。料金はパワステオイルの値段と工賃合わせてだいたい5000円前後といったところです。