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おすすめのエンジンオイル

低コストで長持ちするのは鉱物油

 クルマの使用目的や使用状況によって最適なエンジンオイルは異なってくるので、どれが一番いいとは一概には言えませんが、一般的なユーザーにとってもっとも重視するのは、価格と品質のバランスではないでしょうか。そこで、価格と品質のバランスがとれたエンジンオイルを選ぶにはどのような点に着目したらよいのかについて述べたいと思います。

 

化学合成油

 化学合成油はエンジンオイルで最高品質と一般的に考えられています。確かに耐熱性も高く、潤滑性能も優れているので、過酷な使用状況のもとでは適しているといえますが、オイル漏れを防ぐためにエンジン各所に使われているシール類への攻撃性が高いなどの特徴があるため、短いサイクルでのオイル交換が求められます。

 したがって、一般的なクルマでは必ずしも化学合成油が必要とはいえませし、なにより値段が高いのはデメリットです。

 

鉱物油

 一般に価格が安く、化学合成油に比べて品質が劣るとされる鉱物油ですが、長い歴史の中で進化してきた鉱物は実は品質のよいものも多いです。

 また、ベースとなる原油の産油地によって化学的な成分比率が異なることはあまり知られておらず、中近東産混合基油から作られたオイルは、ペンシルバニア産やメキシコ産に比べ潤滑性が劣るとされています。

 日本国内で製造されている鉱物系エンジンオイルは、中近東産原油から作られているので、価格の割に品質が劣るともいわれています。

 これに対し、米国製のエンジンオイルはペンシルバニア産やメキシコ産の原油から精製されており、無名ブランドのものであれば価格も抑えられます。

 したがって、一般的なクルマに使用する場合には、ディスカウントストアなどで販売されている米国製無名ブランドのエンジンオイルを使用するのがもっともコストパフォーマンスに優れていると考えられます。

 
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