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インチアップのメリット

インチアップとは

 インチアップは、タイヤを装着した状態の外径を変えずに、タイヤの扁平率(幅)を小さくして、ホイール径が1インチ、2インチと大きいサイズのホイールに交換することです。

たとえば、185 / 65 R -15 (タイヤ外径622 mm )の場合、


◎1インチアップの例

195 / 55 R – 16 (タイヤ外径 621 mm で−1 mm )
205 / 50 R – 16 (タイヤ外径 611 mm で−11mm )


◎2インチアップの例

205 / 45 R – 17 (タイヤ外径 616 mm で−6 mm )
235 / 40 R – 17 (タイヤ外径 620 mm で−2 mm )
などの選択がかのうになってきます。 

 

 タイヤ外径が、純正のサイズの±3%くらいにしないと、スピードメーターやオドメーターの誤差が大きくなってしまいます。また、フェンダーからタイヤがはみ出したり、フェンダー内で他のパーツと接触して干渉しないようにすることや、タイヤのロードインデックス(荷重指数)を下げないなど、インチアップを施すには、気をつけなければいけないことがいくつかあります。

 

インチアップのメリット

 好みのデザインでインチアップすることによって、ドレスアップできるだけでなく、いくつかのメリットも生じます。

 

◎走行性能がよくなる

 タイヤの幅が広くなることによって、設置面積が増え、高速での安定性がよくなり、ブレーキ時のクルマの挙動も安定します。また、タイヤのサイドが薄くなるので、コーナーリング時のタイヤのたわみが少なくなって、ハンドリングも向上するなど、クルマの走行性能がよくなります。

 

インチアップのデメリット

 インチアップすることによって、タイヤの接地面が広くなると、走行性能がよくなるかわりに、乗り心地はゴツゴツした感じになります。サイドの幅が狭まることによって、クッション性が悪くなり、乗り心地は堅くなります。この傾向は、扁平率が低いほど、顕著に表れます。

 
コラム

 

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