ホイールアライメントは、クルマのパーツではなく、クルマの足回りやホイールなどを適正な状態にすることを、ホイールアライメントを調整するといいます。

 

ホイールアライメントが合ってないと・・・　

　たとえば、縁石に強くぶつけたり、側溝に脱輪したときなどは、ホイールアライメントに狂いが生じることがあります。狂った状態で運転すると、ハンドルから手を離すと、進路がどちらかにそれてまっすぐに走れなかったり、ブレーキング時にハンドルがとられたりする症状が現れます。長時間乗り続けると、タイヤが片減りするなど、症状もの目に見える場合もあります。

 

ホイールアライメントの調整内容

�@トーイン・トーアウト

タイヤの摩耗を少なくし、直進安定性を高めたり、ハンドリングを軽くする。

�Aキングピン

ハンドリングを軽くしたり、ハンドルを安定させる。

�Bキャンパー角度

ステアリングを軽くし、コーナーリングをよくする。またタイヤの編摩耗を防ぐ。

�Cキャスター角度

直進安定を高める。ステアリングの切れ味に影響する。

 

など、ホイール・タイヤとクルマのサスペンションやショックアブソーバーなどの角度を調整し、ホイールアライメントを適正な状態にします。

 

ホイールアライメントテスターを備えた専門ショップで

　ホイールアライメントの調整は、ユーザー自身で行うことは難しいので、ホイールアライメントテスターを備えたタイヤショップやディーラーできちんと調整してもらいます。費用は２万円ほどかかりますが、ホイールアライメントが狂ったまま走行を続けると、タイヤの損傷や安全にも関わることなので、きちんと調整するべきでしょう。