ジュニアシートには大きく分けて２種類あります。サイドやヘッド部分もサポートしてくれるものと、座面のみのものです。座面のみのものはシートベルトが首にあたらず、腰周りのベルトがお腹に食い込まないよう高さ調節をする為だけのものといえます。その分価格はうんと安値になります。しかし安全面を考えるとサイドやヘッドサポートのあるものがおすすめになります。
まずオススメしたいのは、車のエアバッグやシートベルトなどの安全装置を製造しているメーカーであるタカタから発売されているジュニアシート『タカタ ３１２ ネオ ジュニアシート』です。こちらはより危険であるとされる側面衝突を考えたジュニアシートで、日本と欧州の２つの安全基準をクリアしているものです。ジュニアシートの中でもサポート力が強い１品といえます。そして子供の成長に合わせて細かなサイズ変更が可能です。ジュニアシートとしては高値な方だとは思いますが、安全面を考えれば文句はないと思います。１２歳頃まで使用可能です。
もう１つ、比較的安価に手に入れる事ができるジュニアシートとして、リーマンのハイバック ジュニア ツアラー エアがあります。こもりやすい体温を分散させるワイド吹き抜け構造を採用したシートが特徴で、汗をかきやすいお子さんにおすすめです。そしてヘッドレストは４段階の調節ができ、６歳を過ぎる辺りからは座面だけのブースターシートとしても利用できます。基本設計で使いやすく、重さも３ｋｇと軽めです。
ジュニアシートもチャイルドシート同様個人の好みや車との相性もあると思います。ここにあげた２つはあくまで個人的意見や口コミを参照としたものです。価格もそこまで高価ではないものになります。例えば金額に制限がなく、安全面をとにかく重視するというのであれば、速度無制限区間のある高速が存在するドイツのレーマー社のジュニアシートは群を抜いてトップでしょう。ぜひお子さんにとっても親御さんにとってもベストなジュニアシートを見つけて下さいね。
