６歳未満の子供のチャイルドシート装着が義務となっていますが、果たしてどれくらいの人が正しくチャイルドシートを装着できているでしょうか。また、チャイルドシートを車に正しく取り付けていても、子供に正しく装着できていない場合もあります。ハーネスの位置がずれていたり、面倒くさいから、泣くからなどの理由で小さな赤ちゃんの場合ハーネスをつけていない人もいます。しかし、どちらも正しく装着しなければチャイルドシートの意味はありません。子供の大切な命綱であるチャイルドシート、正しい装着方法を今一度おさらいしてみましょう。
まずチャイルドシート本体についてですが、装着する場所についてはできる限り後部座席にしましょう。助手席ですと場所的にも危険ですし、万が一エアバックが作動したら子供はエアバッグとチャイルドシートに挟まれてしまい、重大な事故を招きかねません。そして装着の際にはシートにグッと押さえ込み、ガタつきなどがないようしっかり固定しましょう。チャイルドシートによって２点式ベルトの座席には使用できないものも多いので、装着前にしっかりチェックしましょう。細かな取り付け方法は製品によって異なる為、しっかりと取扱説明書を読んで取り付けて下さい。おさがりなど中古品で、説明書などがない場合は独断で取り付けせず、メーカーのＨＰや、メーカーへ直接問い合わせるなどして正しい取り付け方法を行って下さい。
そしてチャイルドシートの子供への正しい取り付け方です。子供を正しい位置に座らせ、基本ですがハーネスはしっかりバックルに差し込みましょう。そしてハーネスの位置に注意してください。万が一の事故の場合、ハーネスは子供の身体にグッと食い込むことになります。位置がずれているとしっかり身体を保護できません。肩や腕が抜けないようしっかりと位置を確認しましょう。
チャイルドシートは日々頻繁に使用するものです。徐々に子供への装着も適当になってしまっている方もいると思います。今一度正しい装着方法を見直してみてくださいね。
