チャイルドシートにもさまざまな形があります。イス型のものやベッド型、リクライニングができるものなど・・・。しかし私も出産前は何が良いのかよくわからず、一番安いイス型のものを購入しました。しかしいざ出産し、まだ首の据わっていない赤ちゃんをチャイルドシートに乗せた時『え？！これで良いの！？大丈夫？！』と思ったものです。

新生児には辛いイス型

　イス型のチャイルドシートに乗せられた赤ちゃんは、首がうなだれたようになり、背中も起こされ、無理やり辛い体勢を固定されているといった印象でした。私も何度も『本当にこれで大丈夫？！』と不安になりましたし、母にも何度も心配されました。それに新生児は１日２０時間程眠っていますよね、ですから外出時もほぼ眠っています。ですからイス型のチャイルドシートでは辛い体勢で眠らなくてはならないということです。

腹式呼吸が出来るベット型がイイ

　もちろん見た目が辛いだけでなく、赤ちゃんへの負担も大きいです。例えば赤ちゃんの呼吸方法は腹式呼吸です。ベッド型でない場合の体勢だと、その腹式呼吸の妨げとなる場合もあります。そして先程書いたように首がうなだれてしまいますから、気道閉塞の可能性もベッド型よりも高くなります。（実際イス型に乗せてみるとわかると思います）ですから血中酸素濃度も低くなり、脳への影響も考えられるというわけです。

普段から寝て過ごす赤ちゃん

　普段家にいる時、産まれたばかりの赤ちゃんは平らで固いベッドの上で過ごす事が多いですよね、それが赤ちゃんにとって良い事だからです。ということは、車の中でもその状態を維持してあげる方が赤ちゃんにとっては楽ですし、良い事というわけです。