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バッテリー容量アップのメリット

通常よりもバッテリー容量をアップした寒冷地仕様

容量アップというのは

 バッテリーは電力を貯めたり、放出させたりすることができる装置である。その貯められる量、放出できる量が容量というわけだが、バッテリー記号でいうと最初の2ケタの数字で表されている。もちろん、数字が大きい程、容量がアップする。ちょうど水力発電のダムだと、ダムサイトや水量はそのままで、回せるタービンの大きさと数がアップしたようなものである。現在、世の中は節電がキーワードとなっているが、それもこれも全体の容量に余裕がないからであり、クルマもそういった状態だと、常にバッテリー上がりに気を遣わなくてはならないわけだ。

 

寒冷地仕様と同じ方法論である

 実際、バッテリー容量をアップするメリットは大きい。クルマメーカーは同車種、同モデルに、寒冷地仕様というバージョンをラインナップしているが、これはズバリ、バッテリーを大容量にしたものだ。低温環境では取り出す電気量も、貯められる電気量も少なくなってしまう特徴がバッテリーにはあり、その対応策として、より大きな容量のバッテリーを搭載している。始動性や電装品の使用に関して、余裕のある状態にしているのだ。それと同じことをメーカーではなく、一般のユーザーがやるわけである。外形サイズや極位置が同じなら、充分にやる意味がある。ただ、容量を上げるのにも限度があり、オルタネーターの発電能力を遥かに超えるモノを装備しても、充電不足となるばかり。ほどほどの容量アップが望ましい。

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