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バックアップでリセットを防ぐ

電子化の進んだ近年の車では、バッテリー交換時のリセットは避けたい

ちょっとしたアイテムでリセット防止

 通常、バッテリーの交換作業を行った場合、一時的にではあるが、クルマは完全に電源を失ってしまう。そうなると様々な電子機器のメモリーまでリセットされてしまうのだが、それらを全部、最初から設定をし直すことは非常に面倒な作業である。家電でも同様で、コンセントを抜くと時計の時刻が初期化されてしまい、再度時計の設定をした覚えはないだろうか。もしかすると、バッテリーの交換作業そのものより、こちらの方が大変と言えるかも知れない。ただ、このリセットを防ぐ、裏技的な手法、アイテムがあるのだ。その名もズバリ、「メモリーバックアップ」等という商品名でカーショップなどに並んでいるのがソレ。接続方法が2種類あって、幾つかの商品がリリースされているが、いずれも扱いは簡単なので、バッテリー交換の際には利用してみるといいだろう。

 

接続方法には2つのタイプがある

 バッテリー交換の際、ターミナルケーブルを取り外す前に、プラスとマイナスのケーブルへクリップでセットするだけ。後は通常と同じ手順でバッテリー交換作業をすればいい。バックアップの電源は乾電池なので、入手性も価格もリーズナブルで便利である。交換が終わればクリップを外して終了。これだけでメモリーが失われるのを防ぐことができる。一方、ターミナルケーブルに接続するのではなく、シガーライターソケットを利用するタイプもある。こちらはさらに簡単接続。このタイプの場合、キーをアクセサリー位置にして作業する。違いはこれだけ。ただ、一部のクルマには対応しないケースもあるので注意。とにかく、いわゆる装備品のメモリーだけでなく、エンジンコンピューターのメモリー保護という意味でも、バックアップを取ることは非常に有効である。

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