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「盗難・車上荒らし」危険な場所

被害場所の大半は「駐車場」

 盗難に関しては、圧倒的に「駐車場」が多く、毎年の発生件数の半分近くが駐車場で被害にあっています。特に屋外の月極などの契約駐車場では被害が多く、次いで屋内の契約駐車場や自宅の屋内外の駐車場、あるいはスーパーやコンビニなどの駐車場での被害も数多く報告されています。

 

 自動車窃盗団の場合、役割が分担されていて、取引相手から注文された車種を見つけると、調査係が使用時間などクルマの使用状況を観察・調査した上で、実行係が盗みだします。月極などの契約駐車場や自宅の駐車場は、クルマの有無から使用状況を把握しやすいために、狙われやすいと考えられます。また、コインパーキングの場合は、パーキングメーターから、運転手がクルマに戻る時間がわかりやすいために、被害にあうことがあるとのことです。

 

盗難被害ワースト1は愛知県

 2010 年の自動車盗難件数がもっとも多かった地域は、愛知県で3,608 台で、次いで千葉県の3,264 台、茨城県の2,393 台、大阪府の2,163 台、神奈川県の1,925 台、埼玉県の1,477 台、兵庫県の1,074 台、福岡県の1,001 台、栃木県の659 台、群馬県の632 台と都市部とその近郊に被害が多くなっています。

 

 2008 年の警視庁調べでは、車上荒らし件数がもっとも多かった地域は、大阪府の2,526 件、愛知県の17,171 件、埼玉県の9,822 件、千葉県の9,668 件、福岡県の9,333 件、東京都の8,711 件、兵庫県の8,373 件、北海道の6,694 件と地域も全国に至っています。

 

 車上荒らしの被害現場は、屋外の契約駐車場や屋外の自宅の駐車場がおおく、次いでコンビニやスーパーの駐車場や路上となっています。カーナビやコンポ、タイヤやホイール、などの場合は、予め下調べをして、工具などを持参して取り外しています。バッグなどの場合は、その場で隙をみて、盗み出しているようすがうかがえます。




 
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