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「盗難・車上荒らし」被害に会いやすい状況

夜間・見えにくい場所・自宅や施設の駐車場

自動車盗難

 2009 年の警察庁調べによると、クルマの盗難は、月極の契約駐車場が約60 %、自宅の駐車場が約11 %、路上が約8 %となっています。時間は、午後9時以降の夜間が6割を占め、夜間照明の設備がない駐車場や、あっても照明の陰になる位置は危険です。4割は昼間でも、人通りが少ない場所にある駐車場や、建物の陰になって人の目が届きにくい場所にある駐車場での被害が多いと言えます。

 最近では、都市部の繁華街などコインパーキングをよくみかけます。繁華街に数台停められるパーキングは、駐車場に困るときに便利ですが、商用ビルなどの隙間地の場合、建物や看板の陰に隠れて道路からパーキングのようすが見えにくいところもあります。駐車ブース付近にガラスの破片が散乱していたら、直近の時間帯にクルマの盗難や車上荒らしの被害にあった恐れがあるかもしれません。

 自宅の駐車場も、暗がりや角地で周りから見えにくい場合などは、被害にあいやすいようです。また自宅という安心感からキーをロックしなかったり、窓を完全に閉めないなどの油断は禁物です。
 キーや窓の閉め忘れは、コンビニなどで買い物をするときにも気をつけなければいけません。特に夏の暑い日は、エアコンを効かせたままで車外へ出るために、エンジンをかけたまま店内に入る人を見かけますが、クルマの盗難は、長時間の駐車の場合だけではないことを自覚しましょう。

 

車上荒らし

 盗難と同じ状況の下で、車上荒らしの被害も多く発生しています。

  カーナビ・カーオーディオやタイヤ・ホイールの場合、予め下見をして機種を調べたり、外す作業に時間がかかるために、月極や自宅の駐車場での被害が多く発生しています。
 特にミニバンやRV車の場合、高価で人気のカーナビ・カーオーディオやホイールを装着しているクルマが多く見られるので、被害も多発しています。

 バッグやその中の金銭を狙った車上荒らしの場合、コンビニやレストラン、遊園地やスキー場などのレジャー施設などの駐車場で、車内にバッグやパソコン・カメラなどの貴重品を置いたまま、クルマを離れてしまったときの被害が多く報告されています。

 車上荒らしは、特定の車種にとどまらず、セキュリティーの比較的甘い軽自動車や年式の古いクルマも被害にあっています。




 
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