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ハンドルロックとは 盗難防止対策

低コストで高い盗難防止効果

 ハンドルロックは、クルマのステアリングを金属のシャフトで固定して、動かなくさせる盗難防止装置です。ハンドルロックは、専用のキーを使わなくては外すことはできません。多くのイグニッションキーでエンジンを掛けるクルマは、ステアリングが直進方向を向いていないと、キーが回らずエンジンが掛けられない構造になっています。ステアリングを傾けて固定することで、エンジンをスタートさせにくい状況を作ることにもなります。

 

 ハンドルロックのメリットは、数千円〜3円くらいと比較的安価で盗難防止の効果を得られることでしょう。いろいろな種類が販売されていますが、ステアリングに装着しているだけで目立つ部品なので、視覚的にも威嚇できます。本体は焼入スチールなどを使用して切断などの破壊工作にも対処しています。

 

 デメリットとしては、セキュリティー機能を発生させるためには、駐車するたびにハンドルロックをセットしなければならないことで、煩わしく感じる人もいるかと思います。

 

 ハンドルロックの中には、超音波センサーや衝撃センサーとスピーカーを内蔵して、ドア開やガラス破りなどに対して、警報音を発するモデルや、ページャを装備して、クルマから離れているドライバーに警報を伝えるモデルもあります。

 

 ハンドルロックは、ステアリングを固定することで、クルマの盗難には一定の効果が期待できますが、カーナビ・カーオーディオやタイヤ・ホイールなどの盗難、車上荒らしには、効果が薄いといえます。パーツの盗難や車上荒らしを防ぐためには、各種センサーの付いた自動車盗難防止装置を設置し、ハンドルロックと併用することで、より高い防犯対策になるでしょう。




 
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