最近はスポーツタイプの車より、ミニバンタイプの車の方が多く見かけられます。ミニバン自体荷物を積むスペースはありますが、ファミリーで旅が好き、キャンプが好きといった場合は車内スペースだけでは足りない場合があります。また、ペットと共に旅行をする場合、旅先へペットの部屋を持って行くことになるとかなり手狭になってしまいます。そんな時に選択の一つになるのがルーフラックです。他のキャリアに比べ汎用性が高く、様々な荷物を搭載することができます。派手さはありませんが、比較的太いパイプでしっかり荷物を載せることができます。また、リヤキャリアなど車の後部に設置するキャリアに比べ、後方視界が妨げられないのも魅力です。
ルーフラックは一般的にラダー状になっています。このルーフラックを進行方向に対して縦向きにするか、横向きにするかで大きな違いがでてきます。もちろんこれは縦方向に設置します。進行方向に対して垂直に設置することにより、嫌な風きり音も極力少なくすることができます。空気抵抗が少なくなる分、無駄な燃料消費も最低限に抑えることができます。
ルーフラックに荷物を積んだ後は荷物飛散防止のために、必ずネットを付けましょう。また、様々な荷物を積載することができても、積載重量制限があります。一般的にラックを含め７０ｋｇ〜１００ｋｇの範囲です。万能プレーヤーのような働きをするルーフラックですが、ルーフラックそのものの下の部分はどうしても、洗車・ワックスがけがなかなかできないことがイタイところです。
