車上荒らしや自動車盗難の被害は近年、増加の一途をたどっています。被害にあわないために、自動車オーナーの自己防衛に対する意識向上も大事です。今回はそんな車上荒らし、とくにカーナビのセキュリティー機能に目を向けてみようと思い

 

車上荒らし対策

　車上荒らし対策、すなわちカーナビ盗難防止対策です。自分の車が高級車ではないから大丈夫、古い車だから大丈夫と思ってはいませんか？車上荒らしは社内の小銭やバッグ等の貴重品を無造作に置かれている車、カーナビ、カーオーディオ装着車も狙われやすいです。車上荒らし対策としてはセキュリティー（アラーム）を装着するのが一般的です。このアラーム装着はある程度被害を抑止する効果があります。

 

盗難防止対策 「アラーム」

　アラームには大きく分けて2種類あります。「盗難警報装置」と「盗難防止装置」です。この2つの製品の違いを説明すると、アラームの緊急解除用のスイッチを堂々と見せても問題が無いのが盗難防止装置。そのスイッチを隠さなければならないのが盗難警報装置です。またただ単に装置をつければいいと考えるのではなく、アラーム自体の使い勝手や使い方の違い、特性や駐車環境、車の使用目的も考慮すべきことです。

　アラームを装着したからといって、完全に盗難を防止できるわけではありません。しかしアラームがついていれば最小限の被害に抑えられることも十分可能です。またメーカー側もアラームを標準装備するなどの対策を講じています。