ここ数年の間に、カーナビの技術は数段に進歩してきました。新機能が付随した機種が続々リリースされ、あらゆるメディア媒体との連携、提携して我々のドライブ生活をより楽しく、より快適なものへと変化させてきました。そんな中、ポータブルゲーム機のPSPを利用した画期的なカーナビがこの度登場しました。

 

PSPがカーナビの代わりに？

　ハードのパフォーマンスも高く、携帯電話よりも画面が広く、バッテリーも搭載され、どこへでも持ち運びができるポータブルゲーム機。これは利用しない手はない。ということで、メーカーがPSP用のナビゲーションシステムを連続リリースする運びとなりました。

 

PSPカーナビの実力とスペック

　従来のPND（ポータブル・ナビゲーション・ディバイス）はタッチパネル操作が主流であるが、PSPは未対応のため、操作がすべてボタンやカーソルキーで行う必要があります。しかし、ボタンのほうがパネルを触るより便利なシーンがあったり、画面上にボタンが並ばないので地図全体が見やすいという利点があります。

 

　操作方法には多少のディスアドバンテージがあるが、機能に関しては、カスタマイズが思い通りにできたり、案内音声を変えたり、パソコンのデータをインストールできたりと、ポータブルゲームならではの機能があるので、カーナビと比較してどちらが良いかというのは、好みの分かれるところです。

 

　価格帯で言えば一般的なカーナビと比べて、PSP本体、専用地図ソフトを合わせた値段とそれほど違いはありません。むしろカーナビゲーション機能もあるし、ゲームもできるし、ということでゲーム好きの方にはお買い得度は高いと思います。