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パワーアップ系ガソリン添加剤とは

オクタン価アップとはまた異なる出力向上の方法

 燃料でパワーアップというと、まず思い浮かぶのがハイオクだ。オクタン価を上げれば、多少なりともパワーはアップする。さらに同じ条件、速度で走れば燃費も向上する。もちろん、ガソリンそのものの単価が違うので、燃費がアップしても、ランニングコスト的には微妙だが、どんなエンジン、クルマであってもハイオクの効果は明確に感じられる。それはハイオク指定のエンジンでなくてもそうだ。ただ、レギュラーガソリン対応のエンジンに、ハイオクを入れ続けるのも賢い選択とは言えない。そんな中、ガソリン添加剤でパワーアップという方法もある。

 

爆発力や燃焼速度を高める添加剤

 これらの添加剤はその成分によって、単純に点火時の爆発力をアップさせるタイプと、燃焼速度を高めて吹け上がりを向上させるタイプなどに大きく分けられるようだ。どのタイプがどれ位有効なのか、その細かな評価は難しいが、オイルに入れるパワーアップ系添加剤よりは、比較的明確な違いが感じられるようだ。また、販売されている中には、かなり過激な成分が配合され、環境負荷的にどうなのか微妙なアイテムもあるようで、その選択と使用はあくまでも自己責任の範疇となっている。ただ、オイル添加剤などと違い、燃料はどんどん減っていくので、ランニングコスト的に厳しい面がある。使い続けるにはそれなりの費用が発生してしまう。

 
コラム

 

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