貨物車の維持費

 仕事で使われることが多い貨物車の維持費は、乗用車の維持費とは金額が異なります。自動車税や重量税の金額から自賠責保険料や任意保険料まで、乗用車と貨物車の維持費は異なります。

自動車税

 1500ccのトヨタサクシードはワゴンとバンがあります。サクシードの自動車税額は、5ナンバーのワゴンであれば年額34,500円ですが、4ナンバーの貨物車だと年額14,300円となります。貨物車は乗用車の半額以下の自動車税で済みます。

自動車重量税

 同じくトヨタサクシードの場合、ワゴンは自動車重量税が年額12,300円ですが、貨物車であれば年額7,600円となります。半額とまではいきませんが、これも貨物車の方が安くなっています。

自賠責保険料

 同じくトヨタサクシードの場合、ワゴンは初回車検が3年でその後は2年ごと、貨物車は初回車検が2年でその後は1年ごとの車検となります。ワゴンの自賠責保険料は24ヶ月で24,950円ですから1年分ですと約12,500円です。一方、貨物車は12ヶ月で14,190円となります。この場合はワゴンのほうが若干安くなっています。ただし、加入期間が同じであれば貨物車の方が安くなります。

任意保険料

 任意保険は加入条件によって料金に大きな差がありますから参考程度にとらえてください。5ナンバーの乗用車であれば、任意保険には必ず運転者の年齢条件があります。若い人は事故を起こしやすいという統計の元、年齢が上がるほど保険料が安くなります。しかしながら、4ナンバーや1ナンバーの貨物車はこの制度がない場合が多く保険料は割高になります。

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